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高齢化社会において、元気な高齢者というのは何かしら役割を持っている。そう思って世の中を見てみると、概ねその通りであることに気づきます。
それ故、それまでの役割を終える子供の成人や自身の定年を機に、如何にして次の役割を見つけるかは健康長寿の鍵と言えそうです。
勿論、趣味を持つことも大事ですが、人の役に立ちそれを受け取ってくれる人が居る世界から得られる充実感は、人を元気づけ生き甲斐になっているのだと思います。
老後も働き続けることがいつか役割を失うことの先送りだとすれば、別の何かを始めておく必要がありそうです。そこで注目しているのが社会貢献(者)という役割です。
貢献には強い使命感や問題意識が必要と敬遠されがちですが、その障壁を取り除けられれば、誰もが活躍できるフィールドが数多くあると考えられます。
また、多様性に富んだ貢献活動を作り、関わる人の能力に応じた役割が得られれば、生涯に渡り取り組むこともできます。
ただ、この活動の難しいところは「社会貢献ネタが有りさえすれば良い」という訳ではない点です。成功させるには、元気なシニアが参加したくなる活動と支援が必要な分野を上手く結びつける工夫が必要です。
こうした企画をシニア自らが立てることは不得意ですから、若い世代が能力を発揮し、シニアと活躍できるフィールドを広げていく必要があります。シニア世代に新たな役割を作り、自分の未来でもある老後の環境を少しづつ変えてみませんか?
(活動を始めた理由)・・