生涯活動作り

 

教育を軸とする生涯学習に対し活動を軸とする生涯活動を提唱しています。何歳からでも始められ生涯参加できる多世代交流コミュニティを作り、人と繋がることで解決できる社会問題を減らしていきたいと思います。

 

この活動を始めたキッカケは

 親の介護を経験した際に高齢者の孤独、孤立を目の当たりにし、将来の自分に置き換えて、どうすれば良いかを考えたのが活動を始めたキッカケです。高齢世代の孤立が個人的理由ではなく社会的な構造で起きていることを知り、ならば社会的な構造から何とかするしかない。そう思ったのです。

 

 高齢世代の孤立の原因は高齢世代と若い世代の相思不相愛にあります。つまり、高齢者には介護福祉的な意味で他者に迷惑を掛けずに生活をする強い自立心があり、若い世代には老害や認知症などネガティブな印象から高齢者と距離を置く姿勢がうかがえます。「お互い干渉せず頑張りましょう」という前向きな捉え方もできますが、結果として高齢世代の孤立に繋がりました。

 

どう多世代交流を作っていくか

 老後の活動を高齢者だけで運営し続けた結果、昭和・平成・令和とその活動内容はほぼ変わらず、社会的資源である老後の活動は年々その価値を下げ続けています。この問題は高齢になる程悪い方に効いてきます。地元中心に暮らす様な年齢になってから新しいグループに加わるのは適応し難く、馴染めず諦めるか、デイサービスの様に世話役の居る場所に頼るしかなくなるからです。なので、誰でも元気な内にお気に入りのコミュニティを地元に持つべきなのですが、魅力的な活動がなければそれも叶いません。

 

 高齢世代の孤立と新たな活動の不足、どちらの問題も若い世代が関わらないことには解決せず、多世代交流のある活動作りは必須です。ただし、これまでの様に高齢者が集まる場所へ若者が加わる形式ではなく、目標とすべきは高齢者も若者も主役になれる多世代交流作りです。 

 

理想的な生涯活動とは

  今はまだ具体的な成功例を示せず、思考錯誤しながら目標に近い多世代交流を作る努力をしている段階ですが、その中で有効だと感じることは活動を社会貢献に繋げるというアイデアです。社会貢献には色々な場所に対し色々なレベルで行うことができ、老若男女が対等に活躍できます。ただし、社会貢献を直接の目的とする活動は真面目で堅い印象が好まれないので、入口として愉しい活動を用意し、どこかで社会貢献に繋げていった方が良いでしょう。

 

  そうしてでき上がった理想的な多世代交流は、もはや高齢世代を孤立から救う為のものではなく、社会貢献という共通の目的で集まっているコミュニティになっている筈です。先ず世代間が繋がり、更に社会貢献で知り合った様々な課題を抱える人たちと繋がることで、気軽に相談に乗ったり支援先を教えたりできる様になれば、理想の生涯活動と言えるでしょう。

 

 このWebサイトを通じて、考えに共感し一緒に活動してくださる方が現れることを願っています。