それも事実ですが、若い世代との接点が全くなくて困っていることもあります。一番の問題はシニア向け活動の風化です。変化に弱いシニア層だけで運営してきたので、昭和から変わりなく続けている活動が増えました。また今後IT利用が増える中、シニア世代だけでは社会的に置き去りになることも考えられます。
生涯学習は主に学びがベースとなり、講師と生徒(若しくは聴衆)といった2人称の活動になります。生涯活動は活動がベースとなり、自分達が誰かに何かをするといった3人称の活動になります。mokuromiで生涯活動と言う場合、この3人称の活動は社会貢献としています。
多世代交流に向いていることと、生き甲斐を感じられるという点です。mokuromiの考える生涯活動では社会貢献に結び付けることで幅広い年齢の集まりでも、それぞれの役割を見つけることができ協力し合うことが可能になります。また社会の役に立つことが生き甲斐に繋がります。
はい、それは目的の1つになります。目指しているのはシニアも参加できる多世代交流のある場(コミュニティ)作りです。つまり、そこに参加する全ての人が役割を持てる活動であり、かといって役割を持たなくても居心地が悪くならない場であることが理想です。その理想をどうしたら作れるかを一緒に考えて社会実験するのがmokuromiの活動です。